年明けから、横這いの調整局面が続いているユーロ円為替相場。 複合調整波のY波動で反転してくるかと思われましたが、その後の上昇は3波動止まりとなっています。
本日の為替予想は、年明けからの展開を検証して今週の波動の行方を予想してみたいと思います。
0-2チャネルを維持できるか
上のチャートは先週末のユーロ円日足チャートです。 現在のユーロ円為替相場は、大きな段階のC波動衝撃波を展開中であると予想しています。
衝撃波の見極めは、0-2チャネルを超えたこれるかがひとつの目安になります。 0-2チャネルラインとは、1波動目の始点(トレンド転換ポイント)と、2波動目の終点を結んだラインと平行に1波動目の高値から引いたチャネルラインです。この波動が衝撃波であるならば、0-2チャネルラインを越えてくるはずです。
年明けからは、横這いの複合調整波のY波動が終点を迎え、5波動目がスタートしてもおかしくない状況でした。
拡大フラットの可能性も充分にあり
上のチャートはユーロ円4時間足です。
Y波動が終了した後は、ひとつ下の段階で衝撃波を展開してきています。 この波動は新たな上昇目の1波動目の可能性があります。 しかし、その後の展開から複合調整がZ波動まで延びる展開も出てきています。この2つの展開のどちらかになる可能性が高いのではないでしょうか。
もし、拡大フラットであるならば、現在は最後のC波動がすでに終わったか、又はその最終局面かだと思われます。 この後には、5波動目の内部波動3-3波動で大きく上昇していく展開が予想されます。
もうひとつの複合調整波がZ波動まで延びる展開であるならば、現在はZ波の最後の下降へと展開していくことになります。 この場合、波形から考えると5-3-5のジグザグの最後衝撃波で終了するのではないでしょうか。 つまり、下は限定的であるということです。
ユーロ円は、ドル円と同じく大きな段階のC波動を展開していますので、ドル円と相関関係になります。 ユーロ円とドル円の5波動目は同時にスタートする可能性が高くいものと予想しています。
また、ドル円と逆相関関係にあるユーロドルの動向にも注意しておく必要がありそうです。
以上、今日の為替予想でした。[left-sidebar]
