現在、3-2の修正局面だと思われるドル円為替相場。

昨日の上昇は、直近高値を僅かに超えたところで終了しています。勢いから考えると3-3の上昇ではないようです。



今後の展開は、拡大フラット修正、複合修正波などの選択肢も多く、現段階では修正波形の確定は難しいようです。

しかし、それらの修正パターンをイメージしておくことは、トレーダーにとって大きなメリットになるでしょう。

本日は、拡大フラットを展開してくるケースを考えてみたいと思います。




拡大フラット、ランニングフラット

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上の図は拡大フラットとランニングフラットの展開イメージです。


どちらのフラットも3波動構成の展開で、3-3-5の内部波動をしています。 また、2波動目のbの終点が、aの始点を超えてくるのが特徴の修正波です。

最後のcは、5波動構成の推進波で、拡大フラットの場合、bの始点を超えて終了し、ランニングフラットでは、それを超えることなく終点を迎えます。


ドル円為替相場のフラット系イメージ

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ドル円の昨日の上昇は、0-2チャネルとFE100が重なるポイントで跳ね返されています。この0-2チャネルを超えてくることができれば、3-3がスタートした可能性が高くなります。

今後の展開として、ここから5波動構成の推進波で下降してくるのであれば、拡大フラット、又はランニングフラットで一連の調整波動が終了して、3-3へ移行していく可能性があります。

しかし、3波動構成であれば、複合修正波などの展開で、調整が続いて行くことも考えられるため、現在の進行している下降波動の見極めがポイントになりそうです。


拡大てフラットであれば、aの1.618倍の大きさまで修正してくる可能性もあるので、エクステンションなどには注意しておいた方がよさそうです。

以上、ドル円為替予想でした。