今週のポンド円は大きな動きもなく、方向性が出ませんでしたが、9/16にトライアングルチャネルを下抜き、下落をスタートさせています。
この下降は新たな推進波のスタートなのか、又はジグザグ修正で、来週から大きく反転してくるのでしょうか。
直近の波形を確認して、今後の展開を予想してみたいと思います。
ジグザグ修正からの反転が始まる?
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ポンド円は、エンディングダイアゴナルトライアングルで、底を打った可能性があります。
ただ、エンディングダイアゴナルトライアングルに見えても、実は普通の推進波だったということも多く、難しいところです。
ただ、E波(緑丸)からの反転は、衝撃波(5波動目延長型)と推定するのが適当と思われます。
通常、推進波の後の推進波は、底打ちの合図であり、そうすると底打ちの可能性の方が高いのかと予想しています。
エンディングダイアゴナルトライアングルは、トレンドの転換ポイントに現れる特殊な推進波の1つで、ABCDEの5波動構成の斜行三角形チャネル沿いに進行して、最後のE波動で終点を迎えます。
ここから反転してくるのでしょうか。
しかし、そこは現在最弱のポンドですので、上昇と決めつけてかかるのは、少し怖いところです。
ポンド円直近の波形
直近の波形を確認してみると、ここからは2つの可能性があります。
ひとつつ下段階の波形を確認すると、5波~トライアングル~5波と進行していますので、ジグザグ修正、又は新たな推進波の可能性があります。
ジグザグ修正であるならば、反転ポイントの第一候補は、c波の下落が、a波のフィボナッチ比率1.00倍になる付近の可能性が高くなります。
また、ジグザグチャネルにタッチして反転してくることが多いのも、ジグザグ修正の特徴の1つです。
となると、上のチャートの黄色の枠内(行き過ぎを考慮)から反転してくるのでしょうか。
しかし、この付近をこえて、フィボナッチ比率1.618倍を超えてくるようなことになれば、それは新たな下降推進波がスタートした可能性が高まります。
来週の戦略としては、この黄色の枠内での反転をしっかり確認したあとの押し目でエントリーしてみたいと考えています。
つまり、5分足で5波動構成の推進波が発生した後のABC修正後です。
リスク管理としての損切りポイントは、5分足の推進波の始点(1波動目の安値)を下回ったポイントを考えています。
以上、本日の為替予想でした。