現在、最弱といわれているポンド。このまま下落はとまらないのでしょうか。

2012年から現在までの推移を振り返って、ポンド円為替相場の現在地を確認し、今後の波動を予想してみたいと思います。







ポンド円為替相場予想



まずは、ポンド円為替相場週足チャートで現在までの推移を見てみましょう。


ポンド円2012年からの推移

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2012年の117.15をトレンド転換ポイントにして、2014年12月の189.70まで大きく上昇したポンド円為替相場。

この上昇は、その他のクロス円の上昇と同じく、推進波であると予想しています。

189.70からは、この推進波に対する修正波へ移行していますが、この修正波は、拡大フラットのabc修正だと想定され、現在は、3-3-5波動構成の最後の5波推進波終点付近であると思われます。

上昇推進波のフィボナッチ比率の61.8を超えてリトレイスしてきており、ポンド円は、いつ反転してきてもおかしくない状況にあります。

拡大フラットの最後のC波動を形成中か、又は既に終点を迎えトレンド転換している可能性もあります。

その辺わ、時間軸を落としたチャートで確認して見ます。





ポンド円 C波動の波形

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日足チャートでC波動の波形を確認してみると、5波動構成の推進波の最後の5波動目が終了しているように見えます。

4波動目のランニングトライアングルから、5波動目が延長して最後の5-5がトランケーションしています。

つまり、ポンド円は2014年からの下降トレンドが終了して、じょしーう賞トレンドに転換している可能性が高いと思われます。

それでは、さらに時間軸を落として、トレンド転換ポイント付近を見てみましょう。






ポンド円 トレンド転換ポイント


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直近の波形を確認すると、C-5-5がエンディングダイアゴナルトライアングルでトレンド転換していると考えられます。

エンディングダイアゴナルトライアングルは、トレンド転換ポイントに現れる特殊な推進波で、しばしばトレンド転換のサインとなります。

現在のポンド円は、トレンド転換後の1波動目を形成中と考えられ、2波動目の修正波を挟んで、3波動目で大きく上昇していくものと思われます。

エンディングダイアゴナルトライアングルのE波動終点をバックに、買いでの参入が面白いと考えられ、しかもタイミング次第で長期保有できるポジションになる可能性があります。


以上、 ポンド円為替予想でした。